オオナワシログミ? Elaeagnus × nikaii ?
2009年 01月 30日
我々の海辺の探鳥地の堤防の植栽に使用されてるグミの仲間は、植え込まれた時、「ナワシログミ」との名札が付けられていた。ナワシログミは、葉の縁が裏面に反り返り、特に冬季は、その性質が顕著となる。
しかし、この植栽グミの葉の形態は、マルバグミに近いので、「ナワシログミ」との名札をギモンに思っていた。よく観察すると葉表の銀色の鱗状毛の多さは、マルバグミ的であり、葉裏は褐色の鱗状毛が密生して、ナワシログミ的である。おそらく、造園用に、ナワシログミとマルバグミをかけ合わせて作出されたグミで、「オオナワシログミ」に近いと推定した。
冬季は吹きさらしの環境にありながら、野生状態で見るナワシログミ、マルバグミのいずれよりもより青々していて、極めて強健な性質を有してるよーに見える。果実は、とても美味しいかも知れない?
2009.01.29.Mie Pref. Central JAPAN
グミ科グミ属オオナワシログミ? Elaegnus × nikaii ?