ミサオノキ Randia cochinchinensis
2008年 06月 28日
三重県南部の神社で、この不思議な樹を見つけ、ミサオノキであることを「このきなんのき」でお教えいただいた。アカネ科の植物は珍しいものが多い。対生してる葉の一方が退化してるものもあり、果序柄は、葉と対生的に出る。花の頃に観察する予定であったが、今年も機会がなかった。来年こそは・・・・
2005.07.06.三重県南部
アカネ科ミサオノキ属ミサオノキ Randia cochinchinensis
久しぶりに現地をのぞいてみたら、最初に観察した樹は伐採され、消滅していたので、別の樹を探した。
2009.03.05.Mie Pref.
その後、何度も現地を訪れ、新たに十数本見つけている。この日は、花芽の膨らみ具合を観察に出かけたが、まだまだ固い状況であった。
2009.03.29.Mie Pref.
アカネ科ミサオノキ属ミサオノキ Randia cochinchinensis
それから、一ヶ月経ち、すでに、満開も過ぎ、散り始めていると思ったが、まだまだ、こんな状態・・・・
2009.04.30.Mie
そして、20日後、もう咲いていても不思議じゃないのに、まだまだ、この状態・・・・・。百花咲いては散り咲いては散りのこの季節に、一向に咲く気配がない。これこそ、ミサオノキの和名の、真の由来かも知れない。牧野博士に問いたいものである!
2009.05.17.Mie Pref.